お知らせ内容をここに入力してください。

違国日記 7巻 の感想レビュー (ネタバレ少しあり)

違国日記 7巻が2/8に発売されたのでさっそく読みました。
感想と印象に残ったシーンについて書いていきます。
少しネタバレにもなるため、未読の方は注意してくださいね。

 

 

 

違国日記(7)
著者:ヤマシタトモコ
出版社:祥伝社 (2021/2/8)

 

あらすじ:
「『おれの酒が飲めないのか』みたいなの、大嫌いで」偶然にも食事に行くことになった笠町と弁護士・塔野。そこで話題に上がったのは、「男社会の洗礼」。男なら、男らしく、男として――。塔野は、空気が読めない性質ゆえに、それらと距離をとれたが、笠町は、かつて追い込まれ苦しんだ過去があった。今、その土俵から降りた彼は――。「なっていい自分」はいくらでもある。変化にふみ出す第7巻

 

違国日記 7巻 気になったセリフ・シーン(ネタバレ注意)

 

わたしの父はいったい「誰」だったのだろう

 

朝の言葉です。
朝が見ているドラマを横からみていたまきおが口にした言葉「空虚」
その言葉の意味を調べた朝は、父のことを思い出しました。

 

朝が両親のことを思い出す時って、たいがいお母さんのイメージなんですよね。
お父さんのことはほぼ出てこず・・・お母さんのキャラが強烈なため、ジミなおとなしい父親だったのかな?と思っていましたが、朝自身も父親 のことをよく知らない・深く考えたことがなかったのかもしれません。

 

 

実里さん なぜこの人を選んだんだろうって何度も思ったのよ

 

えみりの母、みちの言葉です。

朝とえみりが小さい頃から家族ぐるみで交流していた2家。

家族で食事をともにしていても、喋るのはえみりの両親と、朝の母親だけ。
全く周りや社会と関わろうとしない朝の父親を見て、どうして朝の母はこの人を選んだのか疑問を抱いていたようです。

 

 

お父さんが わたしをあいしていたのかしりたい

 

朝のセリフです
朝は父親がどういう人だったかを知りたいというか、自分を愛していたのかを知りたかったんですね・・・
今の所の描写だと、父親としては朝に興味もなく、何かを聞かれたら好きにしなさい、お母さんに聞きなさいと放っておいている感じですね。

朝の両親の関係がどういったものだったかが気になります。大学時代のゼミで一緒だったようですが、どういったふうに付き合いがスタートしたのかな。

 

 

はぇーキャラ!!!どうでもよくなーい!!!?

 

まきおの友人もつさんのセリフです。
過去に、自分はものわかりのいいキャラだからと言っていたことに後悔しているようです。


「自分が本当にそうしたいときだけそうすべきだった。
「キャラだから」と言っているうちに本当はどうしたいのかわからなくなった」というセリフが

人の目を気にしがちな私には胸に刺さるセリフでした・・・。


このもつさん、見た目がおとなしそうというかおっとりしてそう優しそうな女性なのですが、 はっきりとズバズバしゃべるところが、またキャラと違う印象=今は自分のやりたいように振る舞っているということなんでしょうね。

 

 

誰のために何をしたって人の心も行動も決して動かせるものではないと思っておくといい

 

まきおのセリフです。朝に誰のためにこの話を書いたのかを聞かれたまきおは、他人のためになんか書かないと言い切ります。

誰かのためにと行動しても、それがかえってくることはない、と。
そうわかっていてなおすることが尊いのだと思うと。

 

 

I witness you

 

朝のクラスメイト 森本千世のセリフ。

セリフの意味は「私は目撃した」ということです。

朝が世界をかえたのを見たよということかな。
森本さんはこれから朝ともっと絡んでいくのかな?色々と気になるタイプのクラスメイト・・。

 

 

まとめ

違国日記 7巻の感想でした!


割と漫画を読むのは早いほうなんですが、この漫画は1ページずつ意味を確認しながら
ゆっくりと読むのが性にあっています。
言葉の意味や過去の話を振り返りながらじっくり読める・・・。

 

大体6-8ヶ月に一冊のペースで新刊が出ているため、8巻がでるのは8-10月くらいですかね。
時間までにまた1から何度も読み返しておこうと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次